同僚の入院

ここは自分の思うところを話す場所なので、今の気持ちを吐露しておく。

火曜の早朝、同僚から携帯にコールがあった。日頃から密にやりとりしているけど、普段ならこのくらいの時間のやり取りはSMSのメッセージかteamsのチャットが中心なので、スマホの画面に着信が表示された瞬間に違和感がよぎる。

そもそも10月に入ってから体調を崩していた彼は、今月のほとんどを在宅としていた。本人からは出勤の申告があるものの、実態不明。やり取りから体調悪く稼働できていないことは察していた。

「もうちょっと休めば回復すると思います」

「了解です、まずはしっかり静養してください」

そんなやりとりがあり、週次のオンラインミーティングも会話できていたので状況把握に真剣味が足りなかったのかもしれない。

早朝の電話は、彼の奥様からだった。昨夜遅く、意識が低下して救急車を呼び緊急入院したとのこと。いまもICUで処置が続いているとのこと。

肝機能の低下が食欲不振を招き、低血糖になっていた。このところずっと腰が痛い、と言っていたのも、肝炎など炎症を起こしている可能性がある。長く気にされていた下肢のむくみや腓返りもそこに原因がありそうだ。

改めてここ数年の彼の変化を振り返ると、ビジネスマンの後半戦を早巻きで見ているような感覚になる。

元々は会社のエース部門のマネージャーで、私が離職するときに広報部門を引き継いだ方。その後の復職時に彼の元に入り、上司部下の逆転を経ていまも良きメンバーとして貢献してくれている方。

いまはとにかく、彼の一日も早い回復を願っている。

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