「悩むこと」と、その状態の抜け出し方について。 先週から考える機会があり、過去に読んだ本を再読して調べたり、関連テーマのポッドキャストを聞きながら自分なりに考え続けている。
その中で、「どうしよう」がぐるぐると頭の中を回っている状況のことを考える。
「悩む」のは、なにかしなきゃ、なんとかしなきゃ、という「感情」なんだと思う。 何らかのアクションが必要なんだけど、どうすれば良いか、次のアクションがわからなくなる。
この状態、自分も過去に何度も遭遇してきて、直近では2023年の会社の体制変更時に何度も陥った。 ストレスを感じるし、歯がゆいどころか「この歳になってこの状況かよ…!」と情けなくもある。
そういった状況になったときのことを振り返ってみて、自分がやったことのひとつは この「どうしよう」が頭の中でぐるぐるし続ける「感情の渦」をどうするか。
話が飛躍するけど、大事なのは、次のアクションを考えるための「問いを立てる」ことなんだと思う。 そして、問いを立てるためには、自分の状況とか、どうしたい、どうなりたい、とかを見える化する。
自分の場合はとにかく手を動かして書き出す。 一度に書き出してもいいし、日記にしてもいい。 抱えてるタスクだけじゃなくて、自分の欲求とか、人には言えないようなことも書き出してみる。 これは自分が20代のときにたどり着いた方法だけど、 あとになって「筆記療法(Writing Therapy)」という手法だったと知る。
書くことの良いところって、自分の心理や状況を<客観視>できるようになること。 頭の中を紙に移しただけなのに、ちょっと俯瞰して見られるようになる。冷静になれる。 そうやって客観視していくうちに、
・次にどうすれば良いか?
・そのために何が必要か?(知識か?行動か?人と対話して課題をもっと掘り下げることか?)
が見えるようになってくる。
自分が置かれた状況がクリアになってくるから、自問自答もしやすくなる。
まぁ、言うは易し、で書き出したからってすぐに解決策が見つかるわけじゃないんだけど。